都会の喧騒から少し離れた静かな
住宅街のあるマンションの一室。
窓から差し込む柔らかな陽光が
リビングを包み込み、奥さんが
心を込めて飾り付けたその空間は、
まるで心のオアシスのようだった。
結婚して2年が経ち、子供はいないものの
夫婦仲はとても円満だった。
しかし、
中間管理職としての仕事は
日に日にストレスを増し、
僕の心を蝕んでいた。
毎朝の満員電車では、
疲れ切った表情の乗客たちが
僕の前に立ち並び、その光景はまるで
生気を失った人形のようだった。
世間に対して常に違和感を感じていた。
僕はいつも、
なぜ自分らしく生きられないのか
なぜ我慢し続けなければならないのか
という疑問を抱いていた。
それと同時に、
心のどこかで自分の人生を
諦めかけてもいた。
そんなある日、突然体が動かなくなった。
力がまったく入らず、
何もかもやる気が失われた。
会社に行くことが苦痛になっていた。
その直後、祖父母が相次いで病死。
僕は深い後悔と喪失感に苛まれた。
仕事に追われる日々の中で、
彼らの介護に時間を割くことが
できなかった自分を責める思いが、
さらに心を重くした。
体調の悪化と共に、
心の中には深い虚無感が広がっていった。
もうこの時点では
自分をどうすることもできなかった。
そんなとき、
ある人の勧めで
カイロプラクティックを受けることになった。
カイロプラクティックと聞くと
整体のイメージが強かったが、
実際は健康への予防医学として
世界で信頼されているものであることを知った。
初めての治療では、体の不調だけでなく、
心の疲れも少しずつ癒されていくのを感じた。
治療を受けるたびに、自分の体と心が
本来持っているバランスを取り戻していった。
かすかな希望の光が見えた。
カイロプラクターの先生は、僕に体の仕組みや
健康の大切さを丁寧に教えてくれた。
その知識は、
僕の人生観を変えるきっかけとなった。
自分自身の健康を大切にし、
そして他人の健康を守ることの重要性を
強く感じるようにもなった。
それから数か月が経ち、今度は不運にも
友人が祖父母と同じ病気を抱えることになった。
同じ過ちを繰り返したくない。
ただそれだけの思いで、
カイロプラクティックで学んだ
全ての知識を使い、半年もの間
友人の治療に携わった。
そして、日に日に友人の症状が
和らいでいることを目の当たりにし、
1年で完全に治癒したのである。
このとき、僕の中で何かが変わった。
もう迷いはなかった。
その日、僕は会社に辞表を出し、
カイロプラクターになるという決意を固めた。
中間管理職としての地位や安定の給与を
手放すことにはリスクがあったが、
自分の心の声に従い、
自分の使命を見出すために
進むことを決意した。
なぜなら、
今までと同じ生活を繰り返しても
本当の幸せや心身の健康は
見つからないことを知ってしまったから。
そして、
カイロプラクティックを通じて、
人々の健康と幸福に貢献することが
人生の喜びであることにも気付いたから。
もっと早く知っていれば祖父母を
守ってあげられたかもしれない
という後悔は正直ある。
しかし過去を見ても何も始まらない。
これからは目の前で苦しんでいる人の
健康と幸福を守るために力になれる
存在でありたいと思っている。
カイロプラクターは
人の健康を守れる支援者であり、
一人でも多くの人にその価値を
知っていただきたい。
僕はカイロプラクティックで人生を
好転することができた。
今では全国に同じ気持ちで活動している
仲間が何十人もでき、自分らしい人生を
歩めるようにもなった。
仲間の一人である近藤さんは、
元々教師として働いていたが、
カイロプラクティックに出会い、
その効果を実感してからは転職を決意し、
現在では多くの患者から感謝されている。
彼の話を聞くたびに、
僕はこの道を選んで本当に良かったと感じる。
カイロプラクターになるためには、
知識と技術を学ぶ必要があるが、
その過程で得られる
達成感と充実感は計り知れない。
僕は、
健康を取り戻した患者さんたちの笑顔を
見るたびに自分の選択が
正しかったと確信している。
だからこそ、
自分の人生を自分で創り上げることができる
カイロプラクティックの大切さを
伝えていきたいと思い、
筆を執った次第である。
ここまで見ていただき
本当にありがとうございます。
カイロプラクティックは
単なる痛みの緩和手段にとどまらず、
薬に頼らない身体に優しい治療です。
そして、大切な人を守れる知識が
多く詰まっている学問でもあります。
もし、あなたが
今自分の人生で悩んでいたり、
自分らしい生き方をしていきたい、
家族の健康を守ってあげたい、
と思っているのであれば
きっとお役に立てるはずです。
新しい生き方や、
本当の健康を手に入れる方法を
3本の動画にまとめましたので
LINEからご覧ください。
ご質問などもどんどんお気軽に
いただければと思います。
僕の想いが届くことを願っています。