こんにちは!
セルフクリエイトのかおるです。
先日、遠方よりわざわざご来院いただいた患者さんからカイロプラクティックの概念が180度変わりましたというお声をいただきました。
たしかにそうだよなと思わせられることも
多かったので僕の考えを纏めてみました。
巷に飛び交うカイロプラクティックの現状
カイロプラクティックと聞くと
骨を鳴らすイメージを持つ人が大半です。
派手に骨を鳴らすコンテンツが
動画サイトに大量に流れていることで
聴衆のイメージが植え付けられている現状があります。
マーケティングという観点でいうと
決して否定はできないですが、
カイロプラクティックの本質は
全く違うところにあると考えます。
カイロプラクティックは
ずばり、「予防医学」なのです。
日本では馴染みのないカイロプラクティック。
しかし、先進国では法制化されており、
代替医療としても一般的に活用される分野なのです。
新明解国語辞典ではカイロプラクティックを
以下のように定義しています。
背骨や骨盤の歪みを徒手によって矯正する治療法。
広義では、薬物や手術による方法を除く
体操、食餌、物理療法を含む治療法を指す。
それぞれの意味を分解してみる
背骨や骨盤の歪みを矯正するのは
生体の神経生理機能の改善をするため。
背骨や骨盤に重要な神経が通っているため、
主な施術のアプローチが脊柱ということです。
神経を正常化させることで内臓や器官を正しく
機能させることができます。
更に、筋肉の萎縮による慢性的な痛みの
緩和にも大いに役立つこともできます。
つまり、
施術は痛みを取り除くことが目的ではなく、
神経の正常化を促すことが目的であるということです。
次に、「体操・食餌・物理療法」について。
人間が生きるうえで行っていることは
「動く、食べる、寝る」の3つだけ。
このバランスを崩すことで病気や疼痛といった
症状として表れるのです。
骨格を正し、神経を正常化させたとして、
生活習慣に乱れがあれば本末転倒。
生活習慣自体を見直すことを手助けするのも
カイロプラクティックの治療の一つなのです。
整体と一緒くたにされる理由
施術によって骨格を正すだけでは
整体と同義と捉えられてもおかしくはない。
多くの方が施術に期待するが故に、
整体とカイロの区別がつかなくなっている
というのが現状でもあります。
前述のとおり、
カイロプラクティックは施術を行うだけでなく、
生活習慣自体を見直すことが治療の一環です。
そして、患者さん自ら知識を身につけ、
病気を予防するためにカイロプラクティックを
活用するのが理想的な姿であるといえます。
整体とカイロプラクティックでは
そもそもの考え方自体が違うのです。
施術だけでは健康は健康は手に入らない
たしかに施術はとても効果的な手段です。
ただ、ここでよく考えてほしいのです。
施術後、またいつもの悪習慣に戻ったら
骨格も元の状態に戻るのは当たり前。
この本質を捉えておかねば
自分の身体を守ることはできないのです。
施術はあくまで身体を見直すきっかけ。
大事なのはその後にどう過ごすか。
自らの習慣を根本から変える意識が必要なのです。
腰痛・肩こり・頭痛などの症状をお持ちの方は
今の状況をどうにかしたいと思い施術院に行くことがしばしば。
お気持ちは確かによく分かりますが、
一度立ち止まって考えてみてください。
先生に全てを任せるのではなく、
痛みや症状が再発せず
健康的な身体を手に入れるために学ぶ
という姿勢が未来の自分を創ってくれるのです。
任せるのではなく学ぶことがなによりの財産になります。
カイロは誰しもが知るべき学問である
大事なことは、
「人生の最後のときまで
健康で元気な生活を送れる」こと。
そのために必要な知識はカイロプラクティックに詰まっています。
とても奥が深く、本質的な学問といえるのです。
だからこそ、誰もがカイロプラクティックを学ぶ
ということが重要な気がします。
自分だけでなく、大事な人を守るためにも
予防医学の観点でカイロプラクティックを学ぶ人が一人でも増えることを願っています。
・身体の不調の原因を根本から改善したい
・病気にならない身体作りを目指したい
という方は是非お気軽にLINEからご連絡ください。
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